コラム

さりげなくTwitterから情報流出する危険性

Twitterのリスク
近年、企業が自社のTwitterアカウントを作成し、自社アピールや商品の宣伝など、広告戦略として取り組んでいる企業もいるのではないでしょうか。
しかし、情報発信が簡単にできるTwitterは、情報流出のリスクがあるため気をつけなければなりません。
たった一言、Twitterで発信した情報が企業を存続危機にまで追い込むこともあります。
企業がTwitterを運用する際は、情報流出のリスクを理解し対策を行う必要があるでしょう。
またTwitterに限らず、FacebookやInstagramなどのスマートフォンなどの普及と同時に、利用者が増えているSNSすべてに言えることです。

リスクを理解しておこう
情報流出というとサイバー攻撃や、顧客データを抜き取るといった不正行為をイメージする人が多いのではないでしょうか。
しかし、Twitterを利用する上で、無意識に個人情報や機密情報を漏らしてしまう悪意のない情報流出が目立ってきています。
何気ない投稿が、情報流出の危険性が高く含まれていることを理解しておきましょう。
例えば、写真の投稿が個人情報の流出につながることがあります。
従業員や広報担当が何気なく撮影し、投稿した写真の中に個人情報や、機密情報が写りこんでいたケースが実際にあり、デスクで撮影した飲み物や、食べ物の画像をアップしたつもりが、デスク周りに機密情報が載っている書類の一部が写りこんでしまう事件です。
無意識であったとしても、拡散されてしまえば知らなかったでは済まされません。
また危険なのが、投稿した画像から位置情報がわかってしまうことです。
GPS機能を搭載するスマホやデジタルカメラで撮影した写真は、撮影した場所の詳しい位置情報が記録され、そのままTwitterで投稿してしまうと、どこで撮影されたものなのかがすぐに判ってしまいます。
画像データは文字で投稿するよりも情報が多く含まれていることがあるため、注意しなければなりません。
手軽に情報発信ができるTwitterですが、情報流出の危険性があることを十分に理解して利用すれば防げる場合が多いです。

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